フィリピン現地ネタ|ジプニー問題 “1日3500ペソでも赤字”の現実
フィリピンの庶民の足といえば、やはりジプニーです。
安くて便利な乗り物ですが、最近はその裏側の事情がかなり厳しくなっています。
■ ジプニーは“借りている人”が多いです
多くのドライバーは車両のオーナーではなく、いわゆるレンタル(バウンダリー制)で働いています。
・1日のレンタル代:約1500ペソ
まずこの金額を支払ってから、残りが収入になります。
■ 売上3500ペソのリアルな内訳
・売上:3500ペソ
・レンタル代:-1500ペソ
・燃料代:-2000〜2500ペソ前後(燃費がかなり悪い)
👉 手元に残るのは、ほぼゼロ〜完全に赤字です。
日によっては「働いた分マイナス」というケースも出てきます。
■ 深刻なのは“ディーゼル価格の高騰”
ジプニーの多くはディーゼル車です。
そして現在、
👉 軽油(ディーゼル):110〜130ペソ台
さらに車両自体の燃費が悪いため、
・給油回数が多い
・消費量が多い
結果として、
👉 燃料コストが異常に重い構造になっています。
■ 運賃は簡単に上げられない
燃料費が上がっても、
・乗客の負担増
・客離れ
につながるため、値上げは簡単ではありません。
👉 コストだけが上がり続ける状態です。
■ 競争の激化も影響
・トライシクル
・バイクタクシー
・配車アプリ
など移動手段が増え、
👉 「多少高くても快適さ」を選ぶ層も増えています。
■ 現地ドライバーの声
「昔はこれで家族を養えた」
「今はガソリン代で終わる」
という声が多く聞かれます。
■ それでも続ける理由
👉 他にすぐ始められる仕事が少ないため
初期費用がほぼかからない仕事として、
今も多くの人が続けています。
■ まとめ
ジプニー問題は、
・ディーゼル価格の高騰
・燃費の悪さ
・低収入構造
が重なった結果です。
旅行者から見ると安くて便利な乗り物ですが、
その裏では、
👉 1日働いても赤字になる現実
があります。
道路の裏側には、こうした生活の厳しさがそのまま表れています。
それではまた次回、Hanggang sa muli!
